宮川庚子(みやかわ かのえこ)記念研究財団 令和2年度「第1回研修会」及び「小規模な相談会を含めた講演会」の報告

令和2年度「第1回研修会:令和2年7月19日(日)」及び「小規模な相談会を含めた講演会:令和2年10月25日(日)」は、いずれも新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)に関連するテーマで開催されました。
第1回研修会は「COVID-19診療と研究:肝炎ウイルス領域の医師と研究者の活躍 」をテーマに脇田 隆字先生(国立感染症研究所 所長)を座長として四柳 宏先生(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター感染症分野)及び森屋 恭爾先生(東京大学医学部 感染制御部)が臨床の立場から、渡士 幸一先生(国立感染症研究所 ウイルス第二部)及び杉山 真也先生(国際医療研究センター)が研究の立場からそれぞれ報告されました。
国内におけるCOVID-19の「第一波」流行実態などを踏まえて基礎と臨床の視点から最新情報について活発に討議されました。
「小規模な相談会を含めた講演会」は、四柳 宏先生が肝疾患患者さんを対象として「肝疾患診療における新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)への対応」をテーマに講演と小規模相談を実施されました。
現在、COVID-19の感染拡大が続く状況下で当財団は、肝疾患領域の専門医・研究者、患者さんに少しでも貢献できますよう微力ながら活動を続けて参ります。